健康診断・ワクチン各種 checkup
健康診断
当院は港区が実施する特定健診等、健康診査、骨密度検査、がん検診等の指定医療機関です。お電話でご予約を承っております。
1.特定健康診査
対象:港区の国民健康保険に加入している40~74歳の方
内容:問診・診察・身体計測・血圧測定・尿検査・血中脂質検査・肝機 能検査・血糖検査等(必要のある方には貧血検査・心電図・眼底検査・胸部エックス線等も行います。)
2.基本健康診査
対象:①後期高齢者医療制度に加入している方 ②生活保護受給者 ③令和6年4月に港区の国民健康保険に加入した方等
内容:問診・診察・身体計測・血圧測定・尿検査・血中脂質検査・肝機 能検査・血糖検査等(必要のある方には貧血検査・心電図・眼底検査・胸部エックス線等も行います。)
3.30(さんまる)健診
対象:港区在住の30歳代の方(受診券が届いていない人は申請してください)
内容:問診・診察・身体計測・血圧測定・尿検査・血中脂質検査・肝機 能検査・血糖検査等(必要のある方には貧血検査・心電図・眼底検査・胸 部エックス線等も行います。)
4.微量アルブミン尿検査
対象:昨年の特定健診で血糖検査HbA1C値6.5以上かつ尿蛋白(−) または(±)の方
5.骨粗しょう症検診
対象:40.45.50.55.60.65.70歳の女性
当院では骨密度検査装置DEXA法による大腿骨・腰椎による確実な検査が可能です。
6.肝炎ウイルス検診
対象;今までに一度も受けたことのない方
7.がん検診
- 大腸がん検診 対象:40歳以上の方
- 肺がん検診 対象:40歳以上の方
- 前立腺がん検診 対象:55~75歳で奇数年齢の男性
8.生活機能評価
対象:65歳以上
9.その他:成人の風しん抗体検査
- 港区の妊娠を希望又は予定している女性
- 妊娠を希望又は予定している女性の同居人
- 風しん抗体価の低い妊婦の同居人
詳細につきましては、港区の公式サイトをご確認ください。
企業健診
一般健康診断で雇入時の健康診断と定期健康診断を実施しています。個人で受ける定期健康診断、就職時、入学時などに必要な健診も行っております。
健診について詳細はお電話でお問い合わせください。ご予約はお電話で承っております。
雇入時の健康診断
- 既往症、業務歴の調査
- 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
- 胸部X線検査
- 血圧の測定
- 貧血検査(血色素量、赤血球数)
- 肝機能検査(ALT、AST、γ-GT)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
- 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
- 心電図検査
定期健康診断①(対象)35歳、40歳以上
- 既往症、業務歴の調査
- 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
- 胸部X線検査、および喀痰検査
- 血圧の測定
- 貧血検査(血色素量、赤血球数)
- 肝機能検査(ALT、AST、γ-GT)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
- 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
- 心電図検査
定期健康診断②(対象)34歳以下、36~39歳
- 既往歴、業務歴の調査
- 自覚症状及び他覚症状の有無検査
- 身体計測(身長・体重・BMI・腹囲・血圧測定)
- 視力検査・聴力検査(会話法)
- 尿検査(糖・蛋白)
- 胸部エックス線検査
※身長・腹囲、胸部X線、喀痰、貧血、肝機能、血中脂質、血糖、心電図の各検査については、医師が必要でないと認めた場合には、省略することができます。
オプション追加検査
ご希望に合わせてオプション検査の追加が可能です。
- small dense LDL(超悪玉コレステロール)
- 梅毒/B型肝炎/C型肝炎検査
- 麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎等各種抗体検査
- 各種腫瘍マーカー
- 各種アレルギー検査
- ABC検診(胃がんリスク層別化検査)
- 新型コロナウイルス抗体検査
等、他にも様々な血液検査の追加が可能です。
- 甲状腺検査(採血・甲状腺エコー)
- 骨密度検査DEXA 腰椎・両側大腿骨
- 腹部超音波
- 乳腺超音波
- 頸部超音波
- 甲状腺超音波
- 腸内フローラ
健診についての詳細はお電話でお問い合わせください。ご予約はお電話で承っております。
予防接種
当院で行っている予防接種は以下のとおりです。港区の助成やその他の公費のみならず、自費でも承っております。お電話でお申し込みください。
予防接種:(税込み価格)
- インフルエンザワクチン (¥3,800)
- 子宮頸がん予防ワクチン(シルガード9 ¥30,800 3回接種)
- 帯状疱疹ワクチン (シングリクス ¥22,000 2回接種)
- 肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス ¥8,800、プレベナー ¥11,000)
- 麻疹・風疹混合(MR)ワクチン (¥8,800)
- 麻疹・風疹混合・ムンプス(MMR)ワクチン
- 流行性耳下線炎(おたふく)ワクチン (¥7,000)
- ジフテリア・破傷風・百日咳(三種混合DPT、成人用3種混合T-dap)
- ジフテリア・破傷風(2種混合DT)
- 不活化ポリオワクチン
- 破傷風トキソイド
- 日本脳炎ワクチン
- 髄膜炎ワクチン
- 狂犬病ワクチン(ラビピュール、曝露前接種は3回接種。暴露後接種は4~6回接種)
- A型肝炎ワクチン
- B型肝炎ワクチン
- 腸チフスワクチン
子宮頸がん予防ワクチン
9価HPVワクチン(シルガード9)
HPVにはいくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPV(HPV16/18/31/33/45/52/58型)の感染を予防することができます。
シルガード9で接種を開始する方は、1回目の接種を受けるときの年齢(15歳になる前、或いは15歳以降)によって接種のスケジュールが異なり、それぞれ合計2回または3回の接種となります。定期接種の対象は小学校6年生(12歳)から高校1年生相当(16歳)の女子ですが、平成9年度~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の女性の中に、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。令和7(2025)年3月までは、HPVワクチンを公費で接種できますので、この機会を逃さないようにしてください。
サーバリックスまたはガーダシルを1回または2回接種している場合
原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中からシルガード9に変更し、残りの接種を完了させることができます。その場合は1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種します。
帯状疱疹ワクチン
コロナ禍による心身のストレスから免疫力が低下して帯状疱疹を発症する人が増加していることから、発症を予防するとともに区民の負担を軽減するため、帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用の一部が助成されています。港区の「帯状疱疹ワクチン予防接種費用の一部を助成します~50歳以上の方が対象です」はこちら
2種類あるワクチンのどちらかを選択します
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリクス)
不活化ワクチンになります。帯状疱疹の予防効果は90%以上、帯状疱疹後神経痛の予防効果も高く、70歳以上で85%程度あるとしています。計2回の接種が必要で、1回目の接種を終えた2ヵ月後に2回目を接種します。これを接種することで10年間は効果が持続すると言われています。
*自費での肺炎球菌ワクチン(シングリクス)接種も承っております。
水痘ワクチン(ビケン)
乾燥弱毒生ワクチンになります。接種回数は1回です。持続有効期間は5年程度、発症予防効果は50%程度とされ、帯状疱疹後神経痛を発症するリスクはワクチンを接種しなかった場合と比較すると3分の1程度に抑えられるとしています。
肺炎球菌ワクチン
65歳になる人を対象とした高齢者肺炎球菌予防接種。対象者には、予防接種予診票を送付し、区が費用を一部助成します。経過措置により、公費・自費問わず過去に一度も肺炎球菌予防接種(23価:ニューモバックスNP)を受けたことがない人で、下記1または2に該当する人はニューモバックスNPを公費で摂取できます。
- 令和6年(2024年)3月31日現在、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の人
- 接種日現在、60歳から65歳未満で、次のいずれかの障害の等級が1級の身体障害者手帳を所持している方
- 心臓機能障害
- じん臓機能障害
- 呼吸器機能障害
- ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害
港区の高齢者肺炎球菌定期予防接種費用一部助成についてはこちら
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス・プレベナー)の接種スケジュールとしては、 ニューモバックスNPは一回目(公費)より5年以上あけて、2回目(自費)を再接種します。プレベナー(13価)は自費のみですが、再接種の必要はありません。また1回目のニューモバックスNP接種(公費)した場合、1年以上あけてプレベナー13を自費で接種することも可能です。またプレベナー13を自費で最初に接種した場合、6か月から4年以内にニューモバックスNPを再接種(公費)することもできます。
*自費での肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス・プレベナー)接種も承っております。
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンクチンは、1度の接種による持続効果期間は約5ヵ月と短く、接種後に効力が発揮されるまでに2週間程度の期間が必要となります。港区の公費による接種では毎年10月から翌年3月まで行っております。接種回数は、13歳未満が計2回の接種が必要で、13歳以上から1回の接種となります。2回受ける際の1回目からの間隔については、2~4週間の期間を空けるようにしてください。