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東京都港区麻布十番2-18-8 ABAアサミビル2階

一般内科 internal

一般内科とは

内科は、消化器、循環器、呼吸器など、部位によって様々な診療科に分かれています。一般内科では、特定の部位や専門領域にこだわらず、内科疾患全般を幅広く診療します。

一般内科を受診する患者様は、症状が明確で急な体調不良によってご来院されるケースが多いです。例を挙げると、風邪症状(発熱、鼻水・鼻づまり、咳、痰、喉の痛み 等)、胃腸炎(腹痛、嘔吐・吐き気、下痢)などの消化器症状のほか、胸が痛い、呼吸困難・息苦しい、めまいがするなど、循環器や呼吸器の異常が疑われる症状などを診療します。

また、長期間に渡って治療を要する慢性疾患につきましてもご相談ください。日頃の不摂生な生活習慣がきっかけとなって発症する生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症 等)をはじめ、アレルギー疾患(アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、じんましん 等)、頭痛・便秘・貧血を何度も繰り返している、眠れない日々が続くといった場合にもお気軽にご相談ください。

診察の結果、入院加療、専門の医療機関での検査や治療が必要と判断した場合は、当院と連携する医療機関をご紹介いたします。

地域の皆様の「かかりつけ医」として

当院は、地域にお住まい・お勤めの方々が健康について何でも相談できるよう、患者様に寄り添った医療の提供、些細なことでも気になったことを話せる環境づくりに努め、地域の皆様の「かかりつけ医」でありたいと願っています。

一般内科でよくみられる症状

  • 風邪の症状(発熱、咳、鼻水、喉の痛み)
  • お腹の調子が悪い(腹痛、便秘・下痢など)
  • お腹が張る
  • 吐き気、嘔吐
  • 胸やけ
  • 食欲不振
  • 胸痛、圧迫感
  • 頭痛
  • 立ちくらみ
  • 動悸
  • 息切れ
  • むくみ
  • 尿の異常(出にくい、頻尿、血が混じるなど)
  • 発疹
  • 疲労感 など

一般内科で扱う代表的な疾患

急性疾患

風邪(発熱、鼻水・鼻づまり、咳・痰、喉の痛み など)、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、胃腸炎(腹痛、下痢、吐き気、嘔吐)、膀胱炎 など

慢性疾患

生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)等)、貧血、頭痛、便秘、骨粗鬆症、不眠症、アレルギー疾患(気管支喘息、花粉症、じんましん、アトピー性皮膚炎 等) など

アレルギー性鼻炎について

アレルギー性はくしゃみ,鼻漏,またはくしゃみ,鼻漏・鼻閉を伴う複合型(鼻過敏症)で、好発時期から通年性(多くは室内塵ダニ)と季節性(ほとんどが花粉症)分かれます。

主なアレルギー性鼻炎治療(鼻アレルギー診療ガイドライン2023より)

  1. 患者様とのコミュニケーション
  2. 抗原除去と回避 ダニ:清掃,除湿,防ダニフトンカバー、花粉:マスク,メガネなど
  3. 薬物療法 ケミカルメディエーター受容体拮抗薬:抗ヒスタミン薬,抗ロイコトリエン薬、ステロイド薬(鼻噴霧用,経口)、生物学的製剤(抗IgE抗体)など
  4. アレルゲン免疫療法(舌下など)
  5. 手術療法:鼻粘膜変性手術:下甲介粘膜レーザー焼灼術,下甲介粘膜焼灼術など

生物学的製剤 オマリズマブ(ゾレア)について

ゾレアは、重症スギ花粉症治療に保険適応となった抗IgE抗体治療です。この治療は、花粉によって産生されたIgE抗体と結合し、IgE抗体が肥満細胞と結合するのを阻ぐ働きを持ちます。その結果、花粉が体内に侵入しても花粉を異物と認識できなくなり、花粉症のつらい症状を抑えることができます。気管支喘息や慢性蕁麻疹にも使用されております。

ゾレアによる治療を受けるには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 前スギ花粉シーズンでも花粉抗原の除去と回避を行ったうえで、鼻噴霧用ステロイド薬とケミカルメディエーター受容体拮抗薬を併用しても、重症又は最重症のアレルギー性鼻炎症状が認められた。
  • スギ花粉抗原に対する血清特異的IgE抗体がクラス3以上(FEIA法で3.5UA/mL以上またはCLEIA法で13.5ルミカウント以上)。
  • 季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の既存治療を1週間以上行い、効果不十分であった。
  • 12歳以上で、血清中総IgE濃度が30〜1,500IU/mL、体重が20〜150kgの範囲にある。

ゾレアの投与量・投与間隔(薬剤費)は、初回投与前の血清中総IgE濃度および体重に基づき決定されるので、患者さんごとに異なります。また、窓口でのゾレア皮下注シリンジの薬剤費としての支払い額は年齢・所得によって異なります。

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重症花粉症とは

重症度は、くしゃみか鼻水(表では「鼻漏」)の強いほうと、鼻づまり(表では「鼻閉」)の症状の程度で分類されます。例えば、「くしゃみまたは鼻をかむ回数が20〜11回」、または「鼻づまりの程度が強く1日のうちかなりの時間を口呼吸で過ごしている」という方は、「重症」と分類されます。

ゾレアによる治療は特発性の慢性蕁麻疹にも適応があります。 ゾレアは当院でもうけていただけますので、お気軽にお尋ねください。