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LOH症候群 loh

加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群

加齢男性性腺機能低下(LOH)症候群とは

加齢あるいはストレスに伴うテストステロン低下による症候群と定義され、症状としては、全身倦怠感、性欲低下、ED、筋力低下、集中力低下、不眠、イライラ、耳鳴り、早朝勃起の減少など多岐にわたります。

加齢男性でのテストステロン減少が、認知機能の低下、骨粗懸症、内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性の悪化、総コレステロール値とLDLの上昇に関連し、心血管系疾患や糖尿病の危険因子になります。

検査

LOH症候群の診断アルゴリズムとして、総テストステロン値250 ng/dL未満、遊離テストステロン値7.5pg/mL未満と設定していますが、測定値にかかわらず症状とあわせて総合的に判断することが重要です。

またテストステロン以外に血液検査される項目は、LH、FSH、プロラクチン、ヘマトクリット、PSA(prostate specific antigen)などです。またテストステロン低下はメタボリックシンド ロームとの関連もあるため、それに関係する項目も検査します。

治療

体調が悪く、血液検査で男性ホルモンが低い場合には加齢性腺機能低下症と診断されます。職場などのストレスのチェックや睡眠、運動や食事の習慣の改善を促します。また漢方薬やED治療薬、抗うつ薬、骨粗鬆症の薬などが処方されることもあります。

著しく男性ホルモンの値が低く、症状が強いときには、テストステロン補充療法を行います。保険治療としてはテストステロンの筋肉注射を2から4週間おきに症状が改善するまで行います。